みなさんマイク・ポートノイ、ご存知ですか?そう、DreamTheaterの元Dr.ですね。
DreamTheater、ご存知ですか?
じゃあ次に、ビリー・シーンは?
なんか聞いたことある気がする~、でしょう。Mr.BigのBa.ですね。
では最後にリッチー・コッツェン、ご存知でしょうか。
この流れ、もうお気づきの方も多いかと思いますが、そう、今回お伝えしたいのは、
上記お三方で組まれる「The Winery Dogs」(ザ・ワイナリー・ドッグス)というバンドです。
まずこの3人で組んじゃうのは反則じゃねっていうメンツ。それぞれが世界トップクラスで、三者三様のソロライブでチケット即完レベル。贅沢すぎる三位一体です。
まず私がThe Winery Dogsを知ったのは、冒頭で紹介したマイク・ポートノイからだったんですが、彼2010年にDreamTheaterを脱退しています。
理由は簡単に言うとグループ内の人間関係だそう。
マイクは結成時からのメンバーですが、脱退に至るまでかれこれ25年になります。長い。
人生いろいろあるんですね。。。
脱退の経緯等は「マイクポートノイ ジャイアン」とでもググってみてください。
非常に面白いです。ジャイアンて(笑)
逸れましたが脱退後に組んだのがThe Winery Dogs。
DreamTheater時代の完全要塞みたいなドラムとは打って変わって、比較的コンパクトなセットでのプレイスタイルになってます。ただもちろんドラミング技術は健在で、でもなんとなく聞きやすくなっている、そんな印象を受けます。
続いてビリー・シーン。
彼もまた超絶技巧派ベーシストとして、日本で広く知られている活かしたおっちゃん。
まず視覚的にかっこよすぎだろ。スタイルよすぎ紳士すぎ。好き。
それでいてテク一流だもんずるい。
スリーフィンガー、ライトハンド等ビリーから影響を受けたベーシストは少なくない。
The Winery Dogsでもテクを惜しみなくさらけ出している。
そんな必要ないんじゃないって言わちゃうくらいとりあえず音数が多いビリーだけど、
スリーピースではそれが最高にマッチしていると思う。
ビリーもMr.Big時代に人間関係の縺れがあったそうで、解雇になったことがあるそう。
でもMr.Bigはその後リユニオンしてて、Mr.Bigとして現在進行形で活動して
おります。もう60超えてます。ほんとハートフルなオヤジ。それもまたかっこいい。
最後に、リッチー・コッツェン。
お恥ずかしながら私がリッチーを知ったのはThe Winery Dogsを知ってからだったんですが、Mr.Bigでビリーと組んでた期間もあるそうです。
彼もまたクレイジーなスキルをお持ちのようで、超絶技巧なギタープレイの上に、まぁいい声で歌うこと歌うこと。
なんかピック持ってないし、レガートでの速弾きとスイープでめちゃめちゃきれいなプレイをしなさる。見るだけでもなんかすごい。(笑)
プラス平気な顔して高い声で歌ってる。しかもただ高いのではなく、ハスキーな味のある魅力的な声。一先ず聴いて、観てみてくれ。
正直最初、ドラムにマイク・ポートノイ、ベースにビリー・シーンて、ギタボは埋もれちゃうんじゃない?って思ってた私でした。とんだ早計。
むしろリッチーありきのバンドだわ、とも言える程。
とは言ってもリズム隊のネームバリューもでかすぎて、三人のプレッシャーが半端ない。ただただ贅沢すぎるバンド。
どうでしょう、
マイクのくだりで、なんとなく聞きやすいと書きましたが、まぁジャンルで言えばプログレじゃなくて、ハードロック、ブルースロックの類なので聞きやすい、入りやすいんじゃないかな、と。
フェスでノリノリのライブキッズや、ハコでフロウやメロウ感じてるヒップホッパーにも
聞いていただきたい。一聴の価値ありだと思います。
0コメント